初めて参加される皆様へ
言語臨床教育研究会について 及び 参加の条件

本会の趣旨

唯一点、「今指導している子供の、次の一手を考える」ことです。
誰しも、指導しながら「この子の理解は、間違ってない?」「この指導方法で良いのだろうか?」「どうしてこの子と上手く関われない?」「どんな指導法があるのだろう?」「一緒に読むと吃らないのに、やっぱり一人読みでは吃る。どうして?」「なかなか音が出ない!」等々、悩むことがあると思います。「研修の機会がない(ないない族)」「教えてくれない(くれない族)」「望んで、ことばの教室の担任になったわけじゃないから…」とか、「落ち着きのない子供だから…」「子供が言う事を聞いてくれない」とか愚痴るのではなく、「落ち着きのない子供」「言う事を聞かない子供」だから、この子と、どのように関わればいいのかを探る会、また、「今日よりも明日」「明日よりも明後日」、もっとより良い指導を探ろう、つまり『今日の指導の、次の一手は?』を常に考えようとする会と考えて下さい。

【月例会の内容例】

  1. 文献輪読:現在「吃音の基礎と臨床」を輪読中。
  2. 遊びのレッスン:実際に子どもと遊びます
  3. 自閉性障害児の親子遊びへの指導、吃音児の指導、構音指導など、相談室での指導を参観
  4. 現在指導中の事例についての指導の検討 他 ※参加者の興味と関心で、変わっていきます。

【月例会の案内】

基本的には、案内状は出しません。「親子ことばの相談室」のHPをご覧下さい。
緊急に、会が中止になる場合のみ、連絡します。

本会の参加対象者

本会の目的に賛同される方であれば、誰でも参加できます。地域は、問いません。千葉県・東京都・福島県からの参加もあります。ことばの教室(通級指導教室)の担当者だけではありません。病院、福祉関係の方、学生さん、どなたにも参加資格は、あります。但し、「1回参加させていただいてから継続するか考えたい」と、上から目線でのお考えの方は、お断りしています。でも、「この会では、○○○の研修はできますか?」の問い合わせは、大歓迎です。

本会への初参加の条件

初めて参加される方の場合、『現在指導中のお子さんの指導のビデオ』をご持参下さい。 上手くいっている指導ではなく、どうしようかなぁと頭をひねっている指導を提供してください。
【ビデオを撮る際の留意事項】
指導を検討するということは、指導者の姿勢や言葉遣い(語気・方向性・【ビデオ撮影の理想例】硬さ等々)を検討するということです。ですから、カメラの位置は、下図のように指導者の表情が入るようにセットします。子供の表情も若干入れば、なおOKです。
ビデオの録画は、子供を迎えに行くときに録画スイッチを押し、指導が終了し、子供が指導室から出てからストップを押します。 下図のセット例では、指導者と子供が入室する様子も捉えることができ、 最も良い配置になっています。でも、原則は、普段の指導ですから、ビデオを撮るために急に配置換えをすることがないようにして下さい。 それから、指導事例の対象になるお子さんについては、本会で指導を検討してもらうことを、予め保護 者の了解を得て下さい。「早く終了できるようにする為に指導を見てもらって勉強をしてきたいから」との理由を話せば、拒否する保護者の方はおりません。

本会への参加の申し込み

予め、別紙申込用紙に必要事項を記入し、開催日1週間前までにFAXでお申し込み下さい。

親子ことばの相談室(山形言語臨床教育相談室)
990-2483 山形市上町5-11-24